ブラックリストと任意売却のタイミングについて
住宅ローンやクレジットカード、カードローンの滞納は、それだけでブラックリストになります。よく債務整理をしたらブラックリストといいますが、実は滞納をした時がアウトなのです。携帯電話などの機械の代金を月賦払いをされている方も電話料金の遅れがあると、これもブラックリストです。
国内のクレジットの情報は、いくつかの信用情報機関に記載されます。自分の情報を入手することもできますが、金融機関や消費者金融などでは、この情報機関を元に審査を行います。ですから、ここの信用情報で滞納や債務整理などの記載があることで、そこから先の審査が厳しくなってしまいます。
こうした個人信用情報は外に漏れることは絶対にないですが、数回に渡る滞納は即ブラックリストになってしまいます。一度だけの場合はセーフですが、信用情報機関への記載は間違いなく一回滞納の記載になります。
住宅ローンを組む時に、このブラックリストの状態ですと契約ができないことが多いです。滞納をした経験のある方に何千万円もの貸付は危険な行為です。それでも、契約時は大丈夫であった住宅ローン返済も、途中で支払いができない状態になることがあります。
この時に、滞納をするのではなく、住宅ローン支払いをしている家の任意売却をして、家を売却。その売却益での住宅ローンの一括返済も可能です。この場合、滞納前に行うことで、ブラックリストに入らない場合があります。それは滞納、一度も返済が滞らない前の任意売却の成功と繰り上げ返済ができるからです。
任意売却をしたとしても、ブラックリストにならない。その後のクレジットなども使用できることがあります。ただタイミングとして、金融機関の判断も影響を受けます。一括返済前に一部でも滞納がある場合は、ブラックになってしまうかもしれません。