住宅ローン滞納と信用情報の関係

債務整理の中で、信用情報という言葉は耳にすることがあります。債務整理をすると、ブラックリストに載ってしまう、このリストが信用情報です。正式な名称ではないのですが、ローンでもクレジットでも返済を滞納すると、その方の信用が悪くなってしまうということです。ですから、債務整理をするとブラックリストではなく、滞納をした時点でブラックリストというのが本当の意味です。

ローンというと、大きな買い物として家があります。住宅ローンは、何千万円というとても大きな買い物ですから、毎月の返済額も大きいです。それがどうしても払えないことになる事態は、ないとは限りません。そして、この住宅ローン滞納をすると、やはり信用情報に連絡が行き、ブラックリスト入りということになります。ただし、このブラックリストに関しては永遠のものではなく、10年位で再びローンが組めたりクレジットカードも作ることができます。

信用情報と結びついているのが、金融機関、保証会社、クレジット会社や銀行です。ここの情報をもとに審査を行うのですが、住宅ローン滞納をするとその情報も連絡されることになります。ただ、ブラックリストに載ったからと命が取られるものではありません。問題としては、滞納した住宅ローンをどうするか?です。

住宅ローン契約をした金融機関では、では今後どうしますか?と相談に乗ってくれます。返済を続けることができるのか、できないのか、一定期間だけのことなのか等、細かく話を聞いてくれます。そして、どうしてもダメな場合、最悪は競売物件になります。金融機関では、住宅ローンの返済ができるかできないかだけが問題になります。返済期間を長くしたり、一時的に減額と言った配慮しかできません。

そこで、住宅ローン返済に限っては、任意売却の方法があります。抵当権を持つ金融機関の不動産ですが、交渉によって、それを市場で売却の同意をしてもらうことで、住宅ローン返済途中ですが、売りに出すのです。このメリットは、競売価格よりも高い、それだけです。もし残債が、その売却価格で払うことができれば、住宅ローンはゼロになります。

しかし、家は残りません。一見、損をするような話ですが、住宅ローンを組む→支払えない→その家を売る→住宅ローンを支払う→手元には何も残らないし、売却価格が低ければ住宅ローンも残る。任意売却はこのような内容です。信用情報にも報告が行き、バッチリブラックリストです。ですが、形はどうあれ、住宅ローンの返済をした事は確かですし、筋は通っています。金融機関にしてもある程度の回収ができれば、損はない話です。そして何よりも競売という言葉よりもずっとイメージも良いですし、価値ある債務整理の一つといえます。