任意売却は生活再建の近道

任意売却は、行き詰まった生活を立て直し再スタートを切る近道になります。もし、住宅ローンを延滞しても任意売却を視野に入れることによって、いままでの生活を見直して住宅ローンを中心にした借金の整理や、時には家を売却して新しい場所での新生活ををスタートすることが出来ます。逆に何も手を打たないで競売にかけられると、ますます状況が悪くなってしまいます。

まず任意売却ですと、市場価格と同じ程度の金額で不動産を決済できます。一方競売ですと、基準価格で70%、最低価格で55%と最悪半額近くで不動産をたたき売られる上、延滞損害金と競売費用まで支払いの負担がかかり、ますます借金が増えて首が回らなくなって状況が酷くなります。

また、任意売却は売却しても手元に20?30万の資金が残るように、債権者と交渉します。場合によっては、更に多額の金額を再出発資金を得られる場合もあります。うまくいけば、予想以上に高く売れて倍利益が出ることもあります。全額返済できれば手元に残すこともできます。希な話ですが、非常に親切な買い主さんが売却代金とは別に引っ越し代金を出すケースもあります。

あるいは、任意売却は借金返済の計画を見直すチャンスともいえます。家や不動産を売却してもそのお金でローンが完遂できなければ、売却した後に債務が残ります。その債務をどうやって返していくのか、生活の立て直しには重大な課題なので、しっかりと相談していきます。

任意売却では、不動産の決済の最終調整の段階で債権者と残債の返済について話し合いをします。その中で債務者がいかに経済的に非常に苦しく、厳しい状態であるかを説明し債権者に理解を求めるよう交渉していきます。こういう形で債権者に債務者の経済状況を理解してもらうことで、一回あたりの返済金額を少なく抑えることが可能になります。希望があれば、弁護士をはじめとした法律の専門家を紹介し、法律的な手続きをして自らの債務を整理することもできます。

任意売却の決断の時期は、早ければ早いほど任意売却の活動時間は長くなり、それだけ有利な条件に持っていくことが出来ます。また時期的に任意売却が出来ない段階であっても、その時点の債権者である銀行などの金融機関と交渉し、返済計画の変更や借り換えができます。

「まだ、任意売却が出来ない段階かも…」と悩まずに気軽に専門のコンサルタントに相談をするとよいでしょう。相談しても手続きの関係で3~4ヶ月かかる場面もありますので、早めに手を打っておくとよいかもしれません。ちょっと厳しいと思ったら、まずは住宅ローン返済計画の見直しを相談するとよいでしょう。