返済期間を短くするために

手軽なカードローンは、銀行やコンビニのATMで簡単に借入ができます。24時間365日、必要なときにすぐに資金を用意することができます。しかし、その手軽さゆえに、返済が大変になるリスクも高いです。

返済期間と返済額の保障がある方が、健全に使用する分にはとても便利です。
給料2日前休日に必要な1万円を銀行から借りるとATM手数料がかかりますが、銀行カードローンからの借入ですぐに返済をしたのなら、銀行の手数料よりも安い利息で借りることができます。この返済ルールを守ることができればとても便利ですが、一度でも返済期日が数週間伸びてしまうことで、便利カードローンではなくなってしまいます。

銀行カードローンや消費者金融で簡単に借りられるときは良いのですが、キャッシングというのは、ショッピングのローンよりもとても高いです。借りるときはあまり考えないことですが、その額が大きくなると返済のときには地獄をみます。

少しでも早く返済をしたい方の中で返済能力がある方は、生活を切り詰めてでも返済期間を縮めることです。毎月決まった返済額の場合、期日前に返済をすることで利息分が返金されます。

例えば、1万円の元金利息が1,000円で毎月月末が返済期日だとします。
30日なら11,000円ですが、20日に返済をしたのなら、11,000円でお釣りがきます。
10日分の利息の返金があり、利息分が減ります。

その期日前返済が軌道に乗る、3日早くなり1週間早くなりと縮めることで、最終的に1ヶ月程度返済期間が短くなります(返済期間が長い債務の場合)。

消費者金融等からのキャッシングで、毎月の返済を楽にして返済期間を長くすると、利息が付いている期間が長くなり、結果的に利息部分が膨らみます。
10ヶ月で返済するものを9ヶ月で返済できたのなら、1ヶ月分の利息を払わないで済むのです。

一括返済で、借入期間が一日でも短くなれば良いのですが、毎月のちょっとだけ早く返済を気をつけることで、早く返済ができることもあります。しかし、これは毎月収入があり、返済そのものには何の支障もない方の場合で、返済できない状態になってしまう方の場合は、なかなか難しいことです。