首が回らない借金とは?
借金で首が回らないと言うのは慣用句であり、借金があったとしても首は正常です。
昔から首とか頭は人間の重要な部分を示していて、
- 「首を切る」は解雇
- 「首が落ちる」相場で保証金不足で取引ができなくなる
- 「首を洗って出直してこい」反省しろ
と言うように、生活の各シーンで大事な局面で「首」は例えられることが多いです。
消費者金融などの借金の滞納が続き債務が大きくなった場合で、首が回らない言う表現を使うことが多いですが、単に借金だけではなく本人がこの事態の解決法を見いだせないときにも使うことが多いです。
借金をしてしまうと、あまり人に相談できる内容ではないため、もしもの時の対処法を知らない人が多いです。借りたら返すは常識ですが、返すものがなくなってしまうと多重債務者になったり、闇金(法律上規定を無視する)から金を借りることもあります。
普段の状態ですと、こんなことをするともっと苦しくなってしまうとわかっているようなことも判断がつかなくなってしまう状態に陥るときこそ、首が回らないや回っていないといえます。辞書には、「借金でやりくりがつかない状態」とありますが、どうしようもない窮地に立たさせれているのが首が回らないときといえます。