借金問題を債務整理で解決したい!しかし身内にバレたくない時のコツ!


お金に困ったときに助け舟を出してくれるのが金融機関や賃金業者です。金貸しとも言われますが、個人向けの銀行カードローンとして銀行が貸しているケースもあります。ほかにも消費者金融が貸してくれることもあります。

無担保かつ保証人なしの条件で貸してくれますし、住宅ローンや自動車ローンのように用途が限定されたお金ではないために、生活費が足りないときにちょっと借りるというようなお手軽さも評価を高めており、利用者も多いです。

しかしながら、当然ながらこれらのサービスで手に入れたお金は、もらったものではなく借りたものですから必ず返済があります。その返済に困ってしまう人もいるのです。借りたものは返すべきですが、借りたときとは収入状況が変わってしまうなどして返済したくてもできない人もいます。

このような状況に追い込まれた場合、最終手段として存在しているのが債務整理です。自己破産や任意整理などが代表例です。自己破産の場合には借金がチャラになりますし、任意整理の場合には返済プランを再構築して少しずつ返済していくために返済負担が軽減されるメリットがあります。

このような方法があるために、どうしても返済に行き詰ったときには選択肢のひとつに入れたいものですが、借金している事実をそもそも家族が知らない場合などに家族には言わずに処理したいと考える方も多いです。

夫婦間であってもパートナーには言えない借金であったり、結婚前から借りていたお金などの場合には言えないことが多いです。そのため、自己破産や任意整理をしたい思いがあっても配偶者に伝わるのかが心配になったり、今後配偶者がクレジットカードを作れなくなるのかなど配偶者への影響を気にしてしまう人も多いです。

まず、自己破産に関しては官報にも掲載されるほか、家などの財産があればそれを処分するため配偶者に秘密ということは難しいです。信用情報も10年程消えないため、その間はクレジットカードも持てないため、家庭内で黙り通すのは至難の業です。

また任意整理の場合、バレることはありませんが、自分が世帯主である場合などには配偶者の今後のクレジットカード作成や各種ローン申請に影響が出る可能性はあります。ただし、配偶者にも収入があるような場合にはその限りではないため、うまくいけば黙っていることも可能です。

そのため、どちらかの方法を選べるのであれば、とりあえず自己破産は避けておくのが無難です。

自己破産や任意整理を家族や親戚にバレずにおこなう方法はある?


借金問題の解決方法には色々なものがあります。その最終兵器とも言えるのが、自己破産や任意整理などと呼ばれれう債務整理です。債務とは借金のことで、これを整理するのが任意整理です。また、破産申請をしてそれが認められるとできるのが自己破産で、これによってすべての借金を帳消しにしてもらうことができます。

自己破産の場合には、その時点で抱えている借金すべてが対象となりますが任意整理の場合には自分で選べます。たとえば住宅ローンはそのまま返済するものの、カードローンやキャッシングの返済のみにおいて自己破産するような形です。こうした選択ができないのが自己破産ですから、どの方法がいいのかは考えておきたいものです。

特に今回整理を考えている借金が、家族も周知のものなのか自分しか知らないものなのかでその考え方も変わってきます。もしも家族も知っているのであれば、様々な債務整理を候補にして話し合いの上で最適なものを選んでおきましょう。しかし、もしも自分しか知らないようなものであれば、自己破産をすればバレる可能性があります。

たとえば、家を保有しているのであればそれは処分しなければなりません。これは住宅だけではなく不動産全般に言えることですし、自動車なども含まれます。さらに、時価で20万円以上ものがあると自己破産できないために、これらも処分することとなります。

このような処分や売却を同居している家族に知られずにおこなうのはほぼ不可能ですから、自己破産以外の方法での借金問題の解決を考えておきましょう。それこそ、家族の誰かが保有しているものがあっても、それも処分される可能性があるなど配偶者への影響やお子さんへの影響、親御さんへの影響などもあります。

任意整理の場合には、このようなこともなく純粋に借金を帳消しできますので安心です。ただし、家族にバレたくないからという事情だけで自己破産を避けるのも考え物です。どうしても困っており、今後のことを考えた場合にそれがベストということであれば、家族に正直に打ち明けた上で考えていくことも重要です。

借金は返済するのが前提ではあるものの返せない時には債務整理も要検討


銀行や消費者金融などからお金を借りたり、クレジットカードを通じて買い物した代金も借りているお金ですから、これらは指定期日までに返済するのが常識です。

しかし、返したいとの思いはあっても返せないこともあります。収入が途絶えてしまったり、仕事が激減して収入が減ってしまったような場合です。さらに、体を壊して退職や休職をしたり、入院で余計なお金がかかったりと、お金がうまく回らなくなってしまって返済が難しくなることもあります。

このような場合には、業者と相談した上で今後の返済を再検討していくこともできます。業者は返済期日を設けており、それを過ぎると遅延損害金が発生します。通常の利息よりも高い利息を払うことになりますので、余計に返済が苦しくなるのです。しかしながら、話し合いによってそれを避けられることもあります。

業者としても何がなんでも遅延金を受け取ることにこだわりたいわけではなく、とにかく元金をしっかり返してもらうことが基本にありますので、本人から正直に厳しい状況を聞けばなんとかしてくれることもあります。

ただし、このような形で返済を少し遅らせてもらうようなことになっても、それでも返済が苦しい場合はいよいよ債務整理などを考えましょう。自己破産や任意整理、個人再生など様々な方法があります。最もスッキリするものは自己破産です。端的に言えば借金が帳消しになる仕組みです。

もちろん合法です。裁判所のお墨付きでこのような未来を迎えることができます。ただし、10年以上に渡って新たな借金ができないなどのデメリットもあります。そのため、今後への影響を最小にしたいのであれば任意整理があります。特に配偶者への影響などを考慮したいのであれば、この方法は良いと言われています。

借金を抱えている事実や、それを債務整理した事実などを配偶者であっても知られたくない人は世の中の夫婦においてかなり多数います。そのため、自己破産の場合には家族に黙っておこなうことは難しい制度であるため、知られずにこっそりできる任意整理を検討しましょう。

これから債務整理を考えているならば配偶者に知られる覚悟はあるのか?


クレジットカードによるショッピングのリボ払いや消費者金融からのキャッシング、さらには銀行カードローンを通じた融資など、今は個人がお金を借りたいときに気軽に貸してくれるサービスが豊富です。

保証人や担保も要らないために、生活費に困ったときや一時的に凌ぎたいときなどに便利です。しかし、気軽に借りられるからこそ計画的に使いたいものですが、計画的に使っているつもりでも返済がうまく進まないこともあります。

どういうことかと言えば、借金を抱えてから収入が激減したり、さらなる想定外の大きな出費ができてしまったような場合です。こうした場合には、返済プランの練り直しも必要になってきます。

業者に相談して返済を少し伸ばしてもらうなどの方法もありますが、一時的に収入が途絶えただけであればこの方法で乗り切れるものの、たとえば失業してしまったような場合には次にいつお金が入ってくるのかわからないものですから、相談しても意味がない場合が多いです。

業者としても数カ月程度の先延ばしならば応じてくれるかもしれませんが、それ以上は厳しいです。そのため、このような次元の話になってくると返済を続けるのではなく、借金を整理することを考えなくてはいけません。いわゆる債務整理です。借金を帳消しにしたり、利息をカットして元金のみを今後数年間で返済していくような方法です。

自己破産の場合には抱えている借金が消えます。任意整理では利息カットによる返済ができます。このような方法がありますので、どうしても返済で苦しい場合には専門家に相談しましょう。弁護士や司法書士などに相談することで手続きを進めてもらうことができます。

ただし、妻帯者など家族と生計を共にしているのであれば、配偶者への影響などは考慮しましょう。たとえば、女性が旦那さんに内緒で自己破産をした場合に、その後の旦那さんの生活に支障が出る可能性もあります。また、財産の処分などもありますので、配偶者への影響は考えておかないといけません。

任意整理ならばそのような心配はありませんが、自己破産のように借金がゼロになるわけではなく今後も少しずつ返済していくため、どちらを優先させるべきかを落ち着いて考えたいものです。いずれにしても放置していて解決する問題ではないため、前に進めましょう。

カードローンやキャッシングの返済から解放される債務整理の長所と短所


個人がお金を借りることができるサービスとして知られているのが、カードローンやキャッシングのサービスです。しかし、借りすぎてしまったり、程よく借りていたものの返済時に事情が変わって返済が苦しくなるようなケースもあるために要注意です。

ただし、すでに借りてしまっているのであれば、目論見が甘かったとしても返済義務は背負っています。放置していれば遅延にまつわる余計な利息までとられることとなりますので、どんどん返済額が膨らんでいきます。だからこそ、その現実から目をそむけるのではなくしっかり返済をしていきましょう。

しかしながら、真摯に向き合ったとしても収入が激減してしまったような場合には、どうしても返済ができない状態になってしまいます。このような場合には次の一手を考えないといけません。様々な方法がありますが、そのひとつとして知られるのが債務整理です。

知り合いや親戚などからお金を借りて一括して返済してしまう方法などもありますが、都合よくお金を貸してくれる相手がいればここまで悩んでいないはずですから、ここは知り合いなどから借りて人間関係をおかしくするのではなく、債務整理という方法で次のステップに進むようにしましょう。

債務整理と言えばよく知られるのが自己破産です。これに対して悪いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、あくまでも合法的な方法であって実際にこの方法によって救われている人はたくさんいます。ただし、自己破産まではしなくても任意整理などもっとお手軽な債務整理もあります。

自己破産の場合には借金がすべてチャラになる代わりに、裁判所に介入してもらうなど物事はかなり大きいです。しかし、債務整理の場合には弁護士や司法書士などに相談するだけで手続きできます。自己破産のように全額帳消しとはならないものの、利息をカットした金額での返済ができますので、返済の負担は軽くなるのです。

また、配偶者への影響などを考える場合には自己破産の場合にはおおいに影響が生じる可能性がありますし、そもそも借金を秘密にしておきたいのであれば自己破産の場合にはバレる可能性が高いです。

その点、任意整理ならば心配ありませんので、それぞれの長所と短所を知った上でキャッシングや銀行カードローン、クレジットカードの支払いなどから逃れることを考えてみましょう。