資金繰りが苦しい!多重債務となるとどこも貸してくれない
借金の返済のために借金をするのはいけないということはわかっていても、滞納をするのが恐いので仕方のない面もあります。しかし、資金繰りが苦しくなっている人はすでに多重債務状態にある人が多いので、それなりに融資実績のある消費者金融会社を探さなくてはいけないでしょう。
恐らく、大手消費者金融会社からの融資は見込めないといえます。大手を含めて、多くの消費者金融会社がおまとめローンといった金融商品を用意しているのに、おまとめローンすら審査に通らないのが気になるという人もいることでしょう。
おまとめローンは文字通り多重債務の一本化なのですが、想定外の多重債務であれば当然ですが、審査に通らないことが多いのです。
消費者金融会社のおまとめローンは多重債務の一本化というのは謳っていません。文字のとりようにもよるのですが、多くの場合消費者金融会社のおまとめローンは「複数の債務を一本化」という表現をしていると思います。どこをどうみても多重債務の一本化とはいっていないのです。
多重債務というのは、一般的には5社以上からの債務を言っているのですが、3社を越える債務、つまり4社以上からの債務を多重債務と呼んでいることが多いのです。
認識の違いもあるかもしれませんが、債務者側から見ると、債務も3件までが妥当と言えます。それ以上の消費者金融会社から融資を受けると多重債務者となるので、新しくカードローンの申込みをしても審査落ちになるのは間違いないといえます。
多重債務はどうしていけないの?
多重債務状態がいけないのは、あきらかに返済に窮しているからです。返済がうまくいっていれば多重債務になることはありません。返済に窮してしまって、滞納してはいけないということです。
借金の返済に新たな融資の申込みをすることで多重債務になることがほとんどですから、いずれは破綻するのが目に見えているのです。そういった人が融資の申し込みをしてきても、キャッシング業者が審査に通すことはないのです。
インターネットサイトなどでどこか融資をしてくれるところがないのか、口コミ情報などを調べる人もいることでしょう。多重債務ということは個人信用情報機関にしっかりと登録されています。
これは、融資の申し込みをする際に申し込みフォームに他社債務の有無と他社件数、さらに債務総額などを記入する欄があります。審査に通りやすいと過少申告するようなことがあると、それは個人信用情報機関に照会することですぐにわかってしまうのです。
ですから、虚偽の申告ということですぐに審査落ちになってしまいます。本当のことを書いても審査に落ちると思いますが、虚偽の申告は即刻審査落ちとなりますから気をつけましょう。