返済日にお金の入金ができないときに行うこと 
お金の返済ができない。キャッシング、住宅ローンなどの各種ローン、クレジットカードの支払いなどで悩んでいる方もいることでしょう。

どんな場合でも必ず債権者に告げる

債権者とは、借りている金融機関、金融業者です。

例えば、27日に引き落としや返済日が迫っているとします。ところが、それまでお金の用意ができないとします。たいてい26日までお金の用意をしてくださいと言われています。それが用意できないときには、支払いができないということは必ず告げることが常識です。

そんなことは言えない

確かに返せないというと何か言われてしまうとか、怒られるという恐怖もあります。それは当然のことであり、例えば友達にお金を貸してときに返せないと言われると、あまり良い思いはしないことでしょう。

金融機関、金融業者でも同じです。友達なら、返せるときに返してと言えますが、金融業者などでは、ではいつ返せますか?と問われることになります。返せない可能性があるとしても、ここはきちんと対応するのが各種の契約で必要なことです。

銀行からのお金

返せないときには、銀行に返済日に告げてください。その時に、どうして返済ができないかの問いには、必ず回答してください。

ただし、どうしても返済ができない事情のときもあります。その時でも、とりあえず来月には返せますと告げてください。返せないとしても返すというのは嘘になりますが、今どうしたらよいか不明な場合でも契約をしたのですから、きちんと返すつもりでいることです。これが、契約の礼儀になります。

ここからは虚偽はダメ

銀行に返済ができないだろうという予測があるのに、来月に返済したいと言った。ところが、そんなつもりもなく、到底返済ができないという場合もあります。その時に、どうするか?

1つはまた銀行に連絡をして、返済額の調整のお願いです。今まで2万円の返済だったけれど、1万円にしてほしいということ。返済期間が長期化するのですが、これで完済が可能になります。

もう1つは、この契約は債務整理してしまうことです。

債務整理の可能性

この借金の額が大金だろうが少額であろうが、今の自分にはとても支払いができないと言うときには、債務整理の選択が妥当です。その時に、自分で債務整理したいと銀行にいうのも良いのですが、できれば弁護士などに相談をすることです。

インターネット上でも債務整理の情報は多いですが、自分の借金の内容で適切な債務整理の選択をすることは、弁護士などの専門家に任す方が良いでしょう。そこで、任意整理などで支払いをするのか、自己破産などで返済をしない方法なのかを選択します。

この債務整理の選択をするとしても、当初の返答日に入金ができない場合は、銀行に直接この日の支払いができないことは告げることは必須です。

中小消費者金融で借りる方法もあるけれど

銀行からの借金。それがキャッシングの場合では、毎月返済日があるでしょう。その金額がどうしても返済ができない。

銀行カードローンの借入れ

銀行カードローンの審査では、20歳以上で安定収入があることが必要です。また、配偶者が安定収入であれば、収入ゼロの専業主婦も限度額は小さいですが、銀行カードローンの契約ができます。

その契約をした、キャッシングした。毎月きちんと返済ができることで、信用を保つことができますが、返済ができない場合は金融事故がつくことがあります。

金融事故がついてしまうことで、これからのキャッシングができないだけではなく、各種ローンの審査も通らないことになります。できれば、それは回避したいのですが、実際 返済ができないことでは、致命的になります。

お金がない?

事情はいろいろありますが、毎月25,000円の支払いの契約では、25,000円でなければならないです。

20,000円では約束が違うという厳しい内容ですが、何が何でも支払いはしなくてはならない。何を犠牲にしても、金融事故を付けたくなかったら、銀行カードローンの返済25,000円を用意することになります。

借りて返すという手法

そこで、もし銀行カードローンだけの契約であれば、中小消費者金融の甘い審査のキャッシングができる可能性があります。返済日前であれば、多分金融事故もなくブラックリストではありません。

ただし、このときには無収入の専業主婦では借入れができませんが、安定収入の方であれば、銀行カードローンの返済額を中小消費者金融で調達することが可能です。これが、銀行カードローンの返済日後の借入れでは遅滞の信用情報があり難しいのですが。

多重債務のススメになりますが

この銀行カードローンの25,000円を中小消費者金融で借りたとしても、今月の返済は無事に過ごすことができます。ところが、借金の額は支払いをしたけれど減ったわけではありません。

ただし、中小消費者金融の返済額を月に5,000円程度にすることでは金融事故もつかないのですが、来月からは銀行カードローンと中小消費者金融の借金ができます。要するに、借金が増加してしまうことになります。この方法が有効なのは、来月からの銀行カードローンの25,000円の支払いは問題がない場合です。

もし、来月からも銀行カードローンの返済ができないで困っているとしたら、この中小消費者金融の借入れは厳禁です。たとえ返済額が小さくなったとしても、これからの返済が余計厳しくなってしまうからです。今回の銀行カードローンの返済ができないというときだけのとっておきの方法になります。

生命保険会社でお金を借りれる?

現在、生命保険の契約を長期間している。多分解約返戻金もある場合の方は、銀行の借金を一時的に返済が可能かもしれません。

生命保険と金融業者

生命保険も解約返戻金がある商品の場合ですが、解約返戻金というのは自分がいずれもらうことができるお金です。そして、それを満期前に借入れができます。それが契約者貸付制度です。

保険会社では、金融業者としてお金を貸すというのは、解約返戻金からの貸付ができます。この契約をしていなければならないのですが貸付ですから、もし返済をしたのなら、満期のときに普通に満額になるということです。

長期間の契約

あまり意識しない方も多いですが、生命保険の商品によっては、長期間契約している生命保険では、まとまった金額の解約返戻金があります。そこで、銀行の返済ができるのなら、完済までしてしまうことがお得です。

ただ、解約返戻金の貸付ですから、返済しなければ、保険として成立しません。また、貸付であり返済のときには、金利もかかります。そこまでいうと、せっかく長期間保険料の支払いもしているし、貸付金利があることは抵抗がある。保険金はとっておきたいという気持ちもあります。

オススメとしては、銀行の貸付金利と契約者貸付制度の金利では雲泥の差になっていて、生命保険の方がずっと低金利です。生命保険の解約返戻金がある商品では、貯蓄的な機能がありますので、金利の支払いをすることで、自由に出し入れができます。

貸付といっても

個人信用情報機関には記載されない貸付です。要するに、自分が納めた保険料の中ならの貸付ですから、金融事故もありません。せいぜい返済ができないとしたら、その生命保険が自動解約されてしまう程度です。

まとまった金額があるときには、貯金としての機能もあり、支払いができない銀行の借金も完済できる場合もあります。

金利が高い銀行カードローンの返済をしてしまう。解約返戻金の金額によりますが、この方法では個人信用情報機関に傷をつけることはありません。

解約返戻金がない生命保険では無理

現在契約している生命保険の内容によります。また、解約返戻金のある程度貸付を受けた上で、その返済ができない場合では、その解約返戻金を原資に小さな金額の生命保険にコンバージョンすることもできます。

この場合、契約者貸付制度で借りたお金の返済をしないで、生命保険としてある程度保つことができるという仕組みです。金融業者の要素もある生命保険会社ですが、原資が自分の保険料であり、いくら借りたとしてもブラックリストにならないという点では、銀行の借金返済をするというのも1つの方法です。

保険会社のホームページでは、契約者貸付制度のことは記載があります。または、担当外交員がいるときには、問い合わせしてください。

銀行カードローンの返済ができないから債務整理も選択を

銀行カードローンの返済ができない。その額にもよりますが、今後も返済ができないときには、債務整理もオススメです。

銀行カードローンの借入れが多い

銀行カードローンに関しては、消費者金融のように総量規制はありません。年収3分の一まではしか借りれないなどではなく契約した商品の限度額があります。

消費者金融よりも審査基準は厳しいとされていますが、それでも消費者金融よりも借入額が多いことでは、できれば金融事故なく完済したいのは本音です。それでも返済ができないということは最悪です。

遅滞延滞

銀行カードローンの返済ができない場合は、入金日にお金が入っていないと遅滞になります。何もしないでいると、電話が来て請求されます。

言葉としては取り立てになりますが、返済していないので当たり前のことです。その時にもいちいち返済ができない、どうしようとごねたとしても、必ず返済しなければならないことです。しかし、返せない場合では、債務整理が良いということです。

法的に銀行に返済ができないということを堂々と告げることができる債務整理。債務整理をすることで、返済内容が変わります。

債務整理をするためには

できれば、弁護士や司法書士などで債務の相談ができるところに話しをして方が良いでしょう。

銀行カードローンの債務整理では、自己破産では返済がゼロになります。当然それが良いと考えますが、住宅ローンやカーローンなどがあると、これも失うことになります。

また、本当に銀行カードローンの返済だけをなんとかしたい。住宅ローンは守りたいというときには、債務整理の種類によっては対応ができます。それがきちんと選択ができるのが、債務対応の弁護士や司法書士です。

また、そのまま依頼もできますが、正しい銀行カードローンの債務整理をした方が良いでしょう。

ブラックリストになりたくない

ブラックリストは、個人信用情報機関上でたくさん借りている、きちんと返していないという大まかな記録があることです。

それが、銀行カードローンの返済をしない。理由はあるとしても返済日に返済していない事実だけでもすでにブラックリストになっています。その後の返済もできない場合は、延滞という金融事故が付きますが、それなら債務整理してしまう方が良いです。

ブラックリストは債務整理者だけではなく、きちんと返していない場合でもブラックリストになってしまいます。

住宅ローンは守ることができる

銀行カードローンの返済をなんとかしたいときに将来の利息カットだけの任意整理、住宅ローンには手を付けない個人再生の場合は、住宅ローンの支払いはそのままでマイホームに住み続けることができます。

ブラックリストにはなっていますが、しばらくローン契約ができないだけです。

銀行の借金、なんとかしたいのなら

銀行では融資もあり、カードローンの商品、各種ローンも存在しています。

住宅ローンもカーローンもとにかくお金を借りる機関として便利です。審査次第で借入れができるのですが、借りてしまった場合は毎月返済というのが当然のことです。

頭が痛い住宅ローン返済

住宅ローンは毎月の返済額も大きいですが、もし失業したり収入減になったときには、返済はとても厳しいでしょう。これが、銀行カードローンなどでは簡単に債務整理でもして、しばらくブラックリストになったら?と言えます。

ところが、住宅ローンの場合は、銀行に直接相談をすることです。カーローンなども同様で、お金としてのカードローンの商品ではなく、家、車のローンでは債務整理してしまうと、失ってしまうことです。それだけは回避したい方も多いことでしょう。

これからの見通しで

もし、この返済が難しいのが一時的なことであれば、銀行に事情を話して、来月に2ヶ月分の支払いで解決の場合があります。

これが、これからも収入減が続くこと、しばらくは返済ができないときには債務整理も検討しなければならないでしょう。融資は審査で借りれるのですが、完済が大前提です。

ところが返済ができない。住宅ローンにしてもカーローンにしても、債務整理では、それに手を付けないとか、返済額の調整ができることもあります。その時に銀行に相談をすると、そのまま返済期間を伸ばすだけです。

しかしながら、債務整理でも個人再生だったり任意整理などでは、住宅ローンはそのままで他の借金減額ができることがあります。債務整理では、そうした手法もあります。

銀行カードローンだけではない借金

借金に関しては、住宅ローン、銀行カードローン、他にもクレジットがある人も多いです。債務整理となるとすべてに関係してしまうので、ここでは弁護士などに相談をすると良いでしょう。

債務整理では減額の借金になりますが、新規のクレジットなどはできません。そこはデメリットになりますが、返済ができないローン、カードローンを放っておくことの方がとても厳しいブラックリストになります。それなら、さっさと返済が難しい借金の債務整理をしてしまう方が賢い方法です。

債務整理に関しては、銀行に直接話しをするのではなく、弁護士や司法書士での相談がオススメです。その時に債務整理依頼したのなら、弁護士から銀行に受任通知が行き、あとはすべて任すことができます。返済できないと悩んでいる方は、債務整理の依頼はあとで考えるとして、借金相談されることを検討してください。